2005年 11月 04日 ( 1 )

労働の自由

アメリカに行ったら絶対働こうと思ってました。
業種は何でも良いから社会に出ているんだという感覚が欲しかった。

でも働けないかもしれません。
色々な事象が重なっております。

   労働の自由が侵されている!

アメリカでこんなこと感じるなんて。がくっ。

「労働」で思い出した昔話を1つ。

私、昔予備校で講師やってました。
予備校って言うと格好良いかもしれないけど平たく言うと塾の先生です。

でも塾の講師って辛いんです。
自分の授業で成績が上下する責任の重さ・サービス残業・生徒統制・・・。
でも一番辛いのが

   営業・・・

これを読む営業の方、「そんなんで愚痴ってるの?弱いねぇ」
と思うかもしれません。

しかし、私が講師という枠で入社していることを分かって欲しい。
それから私には通常の業務があるということを分かって欲しい。

仕事が終わってからの次の日の予習
成績管理
保護者からのクレーム処理
テスト作成
先輩講師に授業を見られるため日々授業練習

ここには書ききれないほどの業務
(あまり詳しく書くと企業が特定されてしまうのでやめときます)が私を手招きしている・・・。
ああ!恐ろしい!!

そんな山積み業務の中でも営業が一番辛いのです。

もちろん塾も企業なので生徒集めは必須事項。
生徒が入塾して月謝を払うから企業として成り立つわけで。
でも、

   教師が入塾勧誘の電話ってします?

普通はしないよね。これって本部の仕事じゃないのかしらん?
しかも就職の際こんなこと規定に載ってませんでしたよ!きぃ!
休日会社に出勤させられて、電話番号渡されて延々勧誘電話。

電話もこっちの企業名言ったら「ガチャッ!」と切られるならまだ良し。
たまにすごく切れてくる方もいる。
「どこで電話番号入手したんだ!?訴えるぞ!」
そりゃそうだ。
これ、5件に1件は言われてました。

   死にたい

本気で思いましたね。
あと3年くらい働いていたら首つってたかもしれない。

それからこれも辛い。

   塾生への営業

「ねぇねぇ、友だちで誰か塾入ってきそうな子いないのぉ?」
と既に塾に入っている生徒に聞くわけだ。

最初はおもしろがって「~さんは入りたいって!」と
気さくに話してくれていた塾生も、こちらがあまりにしつこく言うモンだから
「いい加減にしろや!」ムードがヒシヒシと伝わってくる・・・。

ごめん、ごめんよ~。私だってこんな話したくないよ~。
休憩時間くらいあんた達生徒と楽しく会話したいよ~。
でも聞かないと上司に怒鳴られて
社内報とかに「営業成績worst 1」って載っちゃうんだよ~。

こんなジレンマが年中続きます。
来る日も来る日も、雨の日も雪の日も、

   営業・営業・営業・・・・・・・

私が社員だった当時は生徒の成績を飛躍的に上げた講師よりも、
営業成績が良い講師の方がはるかに評価が高かった。
おそらく今もそうなんでしょう。

仕事してた時は明らかにヤツれていました。今より6kgくらい痩せてた。
毎日営業ノルマと授業準備が頭の上に乗っかってきて、
不安で不安で食事が喉を通らない日が多々ありました。
標準体重より10kgくらいマイナスで見るからに不健康だった。
「わ~スリム~」の域を越えてました。マジで。


そんな会社でもそれなりにやっていけたのは
同期の人々が最高に良い人達だった。
仕事を辞めて8ヶ月経ちますが今でも連絡をくれます。
来年は遊びに来てくれるみたい。楽しみにしてます。

結局今となって言えることは

   働けないのは辛い、でも働きすぎも辛い

ってことでしょうか。

働きすぎの皆さん!体には気をつけてください、と
心の中で切に願う今日この頃です。
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by wind-of-Michigan | 2005-11-04 12:35 | 昔話