おたく in America

先週の土曜日にアメリカ人の友人とそのフィアンセ(日本人)に誘われて
ちょっとしたパーティーに行ってまいりました。

日本からの留学生と、日本に興味津々丸のアメリカ人が主催したもので、
会場はとある大学のホール。200人くらいの日本人・アメリカ人でごった返してました。

日本に興味があるというだけあって日本語ペラペラな学生がいっぱい。
椅子にかけてあった私のコートを落としてしまったアメリカ人が

   「あ、スイマセン」

と言ったときにゃー、ちと嬉しかったデス。

そこらじゅうに日本に関する掲示物があって、
「即席神社」の前には賽銭箱が。ちゃっかりしてやがる。
浴衣試着コーナーなんてのもあってアメリカ人の女の子にウケてました。
アメリカ人が自分の名前などを漢字で書く書道コーナーもあり、こちらも大盛況。

プログラムの中には「Kendo」・「Jyudo」も。
アメリカでは今、空手が大人気。街のあちこちに道場があります。
でも日本人は人件費がバカ高いので、インストラクターは中国人。
何かニセモノの香がぷんぷんするゾ!

ちと話が逸れたけれど今回の剣道・柔道の出演者は全員アメリカ人。

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← 柔道着を着て女性をブン投げるおやじ(マリオに激似)







剣道は非常に凛とした空気が張り詰めていたため激写できず。
柔道は半分お笑いエンターテイメントでした。
アメリカ人にかかると、「道」の精神を持つ柔道もshowになってしまうから怖い。

このパーティーでアメリカ人が日本をどう思っているか結構分かったかも。
(以下、アメリカ人の脳内思考)

   日本 = 親切で礼儀正しい店員
   日本 = 街ですれ違う人とは絶対に目を合わせない
   日本 = 寿司を毎日食べている

一番最後のは驚きだ。
ってか違う。

それよりも私を1番驚かせたモノ。
それは会場中央にあるプロジェクターを陣取っていた。

   ダンス・ダンス・レボリューション

えー…。これってまだ日本で流行っているの?
これが無かったら結構いい感じの雰囲気だったのに…。
しかもアメリカ人めちゃウマイし。

フィアンセの日本人女性は、この学校で日本語講師をしている方。
彼女曰く

   ま、日本に興味があるアメリカ人なんてほとんどオタクだからね。
   今踊ってる女の子、超オタクだよ。日本のアニメソング歌えるからね。

そうだったの?そうだったの?
確かに会場の一角には「電車男」のパンフとか
アニメの切抜きとか飾ってあったっけ…。
そこに沢山のアメリカ人が集っていたな…。

別にアニメとか興味を持つな!とは言わないけど、
日本にはもっと素晴らしいものがいっぱいあるんだよ。
神社の静寂とか、桜が散るときの物悲しさとか、紅葉の鮮やかさとか・・・さ・・・。
アニメだけじゃないんだよ…。

自分の国の文化を大声で紹介したいと切に願う私でありました。

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← ちなみに書道コーナーで友人のアメリカ人が書いた代物。
   名前の所には分かりにくいけど「ポール」って書いてあります。
   なかなかうまい!
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# by wind-of-michigan | 2006-01-31 10:09 | 日常

こわい話

最近筒井康隆の「パプリカ」という本を読んでおります。

話の内容はこちら。

天才精神科医が精神分裂病患者の治療のためにある機器を発明。
これを使うと患者の夢にアクセスすることができる優れモノ。
夢の中で分裂病発症の根源を発見・治療する。
最終的には夢と現実が交錯して区別がつかなくなる。

もちろんそんな機器は発明されてないからフィクション。
なかなかおもしろかったです。

大学院時代に心理学を学んでおりました。
もちろん博士課程まで進まなかったので研究というよりは勉強。

私はバリバリの実験心理学の分野に籍を置いていたので毎日実験してました。
もちろん同じ大学院には実験心理学を専攻していない人も多数。
当時バブルだった分野です。

   臨床心理学

この分野って今でもバブルなのかしら?
私が院生だったときはすごいバブルだった。
「臨床心理学系大学院に入学するには」的な本まで出版されてましたな。

臨床心理学は精神的に弱ってしまった人を治療する色々な方法を学ぶのだけど。
筒井氏の小説のように「夢」を分析したり、
ただインクを垂らしてできた絵を見せて「何に見える?」って質問したり、
時には催眠術に近いことをやったり。

とにかく、とにかく…!

   私の理解を超越していた!

心理学は理系の実験系とは違って人間を使って実験します(被験者と言う)。

心理科の人間は本実験で被験者を使う前に知り合いなどにお願いして
実験の「練習」をさせてもらうことがしばしば。
臨床・実験領域の学生はお互いに持ちつ持たれつ協力しておりました。
私もよく被験者になったモンです。
(以下、実験者=実)

実「このインク、何に見えますか?」
私「う~ん。鳥っぽいな」

実「このインク、何に見えますか?」
私「2人の人間が太鼓をたたいてるように見えます。」

実「このインク、何に見えますか?」
私「そうですねぇ…。女性かな…。」

こんな感じで延々と質疑応答が続きます。
1週間ほど分析にかけて個室に呼び出されるワタシ。

実「小さい頃に受けた心的外傷(トラウマ)が影響を与えてます。
  それについてどう思いますか?一緒に話しましょう。」

   は?

ちょっと待ってください。私は「鳥」とか「太鼓」とかって言っただけですよ!
何でそれがトラウマに発展するんですか!

しかも小さい頃って大抵の人間が友だちとか親・教師から受けた傷を
持っているもんなんじゃないんですかい?
誰にでも当てはまることなんじゃないんですかい?

   ふむ。謎めいている…。



分析の後、「ねぇねぇ。何でそんな結果になったの?」と問い詰める。
(実際の被験者は教えてもらえない)

「このインクを見て“鳥”って言ったよね。これはこの部分を…云々。」
「しかも答えるときに“そうですねぇ”って言ったでしょ。これはね心の葛藤を…云々。」

   えっ…。(絶句)

「そうですねぇ」って言っただけで「心の葛藤」って…。
それじゃいつも「そうですね!」って言ってる
笑っていいとも!の観客は心の葛藤だらけなのかっ?
臨床心理学を批判しているわけではないけれど…ね…。

もちろん心理療法は科学的実証に基づいているので疑うことはアホなんですけど。
でもま、正直「ホントかいな~?コワッ!」っとひっそり思っておりました。


そういえば院生時代によくこんな恐ろしきことがありました(実話)。
心理学科があるフロアで立ち話してたときのこと。

「昨日怖い夢見ちゃってさ~」
すると臨床心理領域の友人が飛んできて

   夢分析させて!!

「最近漢字をよく忘れちゃうんだよね~」
すると臨床心理領域の友人が飛んできて

   知能測らせて!!

「寝つきが悪くてさ~」
すると臨床心理領域の友人が飛んできて

   催眠療法やらせて!!


ね。世にも恐ろしい物語でしょ。ひえ~!こわっ!
やはり臨床心理学は私の理解を完全に超越しております。
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# by wind-of-michigan | 2006-01-26 04:14 | 昔話

カルチャーショック Vo.1

こちらに来て驚いたことは結構あるけれど
すぐに車で移動しちゃうところが私には驚きでした。

隣にあるマーケットにも車。
モールの中で3軒向こうのお店に行くのも車。
同じ敷地内にある友人宅に行くのも車。
とにかく車。何が何でも車。

確かに車移動の方が良いという理由もあるんです。
隣のマーケットと言っても土地がバカでかいので意外と遠い。
それに何より1人で街を歩くのは非常に危険。
いくら治安が良い街と言っても近くにアレがあるんです。

   危険度全米No.1・デトロイト

油断大敵。


ま、そんなこんなでアメリカで好評なのがドライブスルー。

アメリカに来るまでドライブスルーの制度は
1分1秒を争う日本にしかないと思っておりました。
ところがどっこい。こちらにもわんさか。

最近ではコーヒー屋さんもドライブスルーを導入。
車に乗ったままでほかほかコーヒーが!
人気だそうです。便利だしね。

調子に乗って作っちゃったのかどうだか知らないけれど
アメリカではこんなドライブスルーがあります。

   ATMドライブスルー

信じられます?
お金を車に乗ったまま引き出しするんですよ!
車に乗ったまま「今週は厳しいから$100だけにしよっ」ってやるんですよ!
車に乗ったまま「口座残金はこれだけか~。やばいな」ってやるんですよ!

最初見たときはアングリと開いた口が塞がらなかったデス。

なんかその行動がしっくりこなくて
普通に銀行の中にATMは無いの?と聞いたら

   見たことナイ!

あっさりきっぱりばっさり言われました。


これもお金を引き出して銀行を出るときに
暴漢に襲われるかもしれないという考え方があるからなんだろうけど。

まだまだ私にとっては謎に満ちた国アメリカでございます。

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←噂のドライブスルーATM
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# by wind-of-michigan | 2006-01-25 23:01 | 日常

友人

こちらで生活を始めてそろそろ4ヶ月になります。
日本では感じなかった大事なものとか、
自分にとってはずせないものが分かるようになってきた。

   友だちってほんとに大切だ!

この話題はブログの最初の方に書いてあるけど最近ヒシヒシと感じてます。

先日近所のマーケットまでぶらり一人旅でもしようとお家のドアを開けました。
するとドアの外に小包が。(ってか置きっ放しにしないでくれ。ポストマンよ。)
よく見ると大学時代の親友から。

中を見てみるとビデオテープ2本とDVD。
ビデオはなんと「M1グランプリ」

・・・・・・・・・・!!
私が見たがっていたこと何で知ってるの!?
見れないことをすごく悔しがっていたことを何で知ってるの!?

   以心伝心ってあるのね。

わーいと心の中で叫びつつDVDを見てみた。
「中身は何だろ?お笑いの特集かな?うふふふ。うっとり。」

さっそく見てみる。そこに映っていたものは。。。
沢山の友だちがメッセージをカメラに向かってしゃべってる。
「がんばれー」とか「寂しくなったら連絡しな」とか。

友だちからのビデオレターだった。
見終わったとき不覚にもウルウルしてしまった。
その日の夜は胸がいっぱいで眠れなかった。

アメリカに行くことが決まったとき、私は心に誓ったことがあります。

   絶対にアメリカで泣き言を言わない。生活を楽しむべし!

でも最近、この誓ったことが遂行できない日々が続いていました。
アメリカ人の予想以上の冷たい対応とか、英語が上達しない自分の苛立ちとか、
ホームシックとか、自分の存在意義とか。

悩んでた自分はアホだ。
アホだアホだ。アホの坂田並みにアホだ。
応援してくれる多くの友だちに恥じないように日々を送っていこうと思いました。

ビデオを送ってくれたK。本当にありがとう。感謝してます。
大学時代の大親友Eちゃん。いつも楽しいブログ読んでます。お仕事頑張って!
高校時代の大親友M~る・R子!結婚おめでとう!結婚式には出席するからネ!

まだまだお礼を伝えたい人がいっぱいいるけれど
全員書いていたら夜が明けちゃいます。これくらいにしておこうかな。

今まで自分はすごく恵まれた環境で生活してました。
だから本当に大切なものとかが見えなくなってたと思う。

アメリカでの生活は大切なものを見極める重要な時間だと感じました。
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# by wind-of-michigan | 2006-01-20 10:06 | 考えたこと

学生になる

なかなか身につかない自分の英語力に嫌気がさして学校に通うことにしました。
先日初めて授業に参加したのだけれど宿題の多さにビックリ。

つい1年前まで宿題を出す立場でした。
宿題の多さにブーブー文句を言う生徒にむかっ腹が立ったもんです。
怒りがピークに達した時などは教室から出して大声で説教してました。

   あんたらの気持ちがやっと分かったよ…。怒ってごめんなさい。

真剣に反省しております。

さて宿題でもやろうかな。。。
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# by wind-of-michigan | 2006-01-12 03:29 | 英語

フロリダと三半規管

あぁ~。寒い。寒い寒い寒い。
   
   ダンディー坂野の「ゲッツ」を思い返して身震いするほど寒い。

ご老体にはこの寒さキツイわぁ。
そうだ!暖かい所に行こう!
そうだ!フロリダに行こう!

ということで、12月23日~12月28日までフロリダに逃げておりました。

オーランドの空港に降り立ったときのあの暖かさと言ったら…!
ミシガン→デトロイト空港に降り立ったときのあの身の毛もよだつ寒さと言ったら…!

見たことも無いような南国の木々。
ミシガン→見たことも無いような針葉樹林。

おいしそうなトロピカルジュース。
ミシガン→おいしそうな湯気の上がる飲み物(つまり温かい飲み物なら何でも良い)。

陽気な人々。
ミシガン→寒さのあまり早口になる人々(デトロイトは全米屈指の早口地域)。

フロリダ最高でした!
も、もちろんミシガンも最高ですよ!!


さてさてフロリダでどんなことをしてきたかと言いますと、
お決まりのコースを辿ってまいりました。

Walt Disney World
Kennedy Space Center
Universal Studio

王道ですな。

最初は「ディズニーランドかぁ…。ミッキーとか興味ないし…」と思っていました。
しかし友人が「大人でも意外と楽しめるよ。」と豪語していたのを思い出し、
いっちょ行ってみっか!(悟空風に)てな具合で行ってまいりました。

ま~、友人の言うとおりですよ!めちゃ面白かった。
興奮しまくっていました。

1日目は非常に楽しかった!もう子どもの様にはしゃいでしまった。

   2日目から問題発生!

Disney Worldには4つのパークがあるのです。
1. Magic Kingdom →東京ディズニーランドに似ている
2. Epcot →宇宙・生命誕生といった科学を扱っている
3. MGM Studio →映画に関するものを扱っている
4. Animal Kingdom →サファリパークのような感じ

2日目にEpcotに行ったんです。
ちょっとした噴水とかオブジェとか、すごい近未来的!
めちゃ楽しい~。    

ん?何だあれ?宇宙飛行士になりきってシャトルに乗ってみよう?
おもしろそう!よっしゃ。乗ってみようーー!

   これが間違いの始まりだった…。

1時間くらい待って乗り込んだアトラクション。-------------------------->e0086905_315296.jpg
目の前に画面があって自分が本当にシャトルに乗ってるような感覚に陥るというモノ。
飛行機が離陸する時に感じる「G」も見事に感じられるようになっている。

しかし、しかし。。。
アトラクションはどうやってGを創りだしていたかというと…。

   ひたすら座席をぐるんぐるん回す…。

その上感覚をより正確なものにしようと、あたりは真っ暗。
暗い部屋の中でぐるぐる回されるところを想像してみて下さい。。。

   おえーーーーー。

当然のことながら酔った。ブランコでも酔うのにそりゃ酔うわ。
ぐるぐる回されること約2分。私には1時間のようにも感じた。

アトラクションを降りてみると楽しかった~って感じの晴れ晴れした顔と
「おえーーー」って感じの真っ青な顔が入り乱れていた。
私はもちろん顔面蒼白。当然再起不能。
ベンチでぶっ倒れてました。

休むこと小1時間。復活の兆しが見えたので他のアトラクションに挑戦!
しかし体は既にアトラクションを受け付けてはくれずまたもやオエーーー。
フラフラしながらホテルへと退散しました…。

そこでしっかり学習するのが人間って生き物ですよね。
普通「もう酔いそうなアトラクションは避けよう」って学習しますよね。
そう考えると

   私はサル以下だ…

Universal Studioでやってしまった…。
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おえーー ってのをやってしまった…。
ばかばかばかっ!私のばかっ!かばっ!
結局ここでもベンチで休み休みの1日でした。



フロリダでの旅を振り返ってみると常に酔っていたような気が。。。
確かに昔から三半規管が弱くて、学生の頃からメマイとか頻繁にあったワタシ。
でもこんなにひどく乗り物酔いすることは無かったゾ。

もしかしてもしかして

   体のあちこちが劣化してきているのだろうか…?

ひえ~~!恐ろしいっ!考えるのはよそう。

そんなこんなで フロリダと言えば三半規管!
という図式が出来上がってしまった今回の旅でした。
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# by wind-of-michigan | 2006-01-04 02:13 |

祝・2006!

みなさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくです。

今年の年越しはニューヨークのTimes Squareの中継を家でひっそりと見ておりました。
日本の年越しって坊主が鐘を打ったり、お経唱えてたりと非常に厳粛なイメージだけど
こちらはかなりの騒ぎっぷりでちょっとカルチャーショック。

日本でも都会のほうはもっと賑やかな年越しなんだろうけど何せ田舎モノなので。。。
正月は静かにしとやかに!みたいな感じで過ごしてました。

家でウダウダしているのが好きな私としては、日本の正月に1票!
今日は雑煮でも作ろうかな。
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# by wind-of-michigan | 2006-01-02 04:09 | 日常

とうとう…

今朝、水道管が凍って水が出なかった。

噂には聞いていたけどミシガンの本格的な冬がやってきてしまった。
これからは部屋の暖房は水道管が凍って破裂するため24時間スイッチオン。

たとえ1週間家を空けようとしてもつけっ放し。
喉が乾燥しようがつけっ放し。
目玉が飛び出るくらい電気代がかかろうともつけっ放し。

財布の中身も寒くなりますがな。

最近特に喉の調子がすこぶる悪い。

   中川家(弟)が真似をしている阪神ファンの関西人

張りに悪い。もう悪い。すごい悪い。

経済的にも健康的にも良いトコなしの冬になりそうです。。。
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# by wind-of-michigan | 2005-12-21 12:43 | 日常

中島らも

最近私のなかで中島らも熱が再燃しております。

学生時代に狂ったように読んでいた中島らも。
彼が亡くなってから作品を読むと「もう新しい作品は読めないのか…。」
と考え悲しくなってくるため遠ざかっていた。
それくらい好きな作家の一人。

中島らもには惹かれるところが多い。
この人すごい破天荒な人生を送っております。
そのむちゃくちゃでがむしゃらな生き方が私には無い。
だから余計に惹かれるのかなぁと思ってます。

中島らもにハマッタきっかけは「今夜すべてのバーで」という本。
この人アル中でジャンキーでヒッピーだったのだけれど、
アル中で入院中のことを書いたのがこれだったのです。

もともとCF業界の出身でコピーライターの人なので
出版している本は半分がお笑いみたいなモンです。
その中でこの本は至極真面目にかいてある。

別に人生に関する教示が書いてあるわけでもないし
哲学が書いてあるわけではないのだけれど、何故か感銘を受けてしまった。

おそらくこの本を読んだ時期が私の生活に非常にシンクロしていたのでは
ないかなぁ、と思うのです。
(私がアル中になったワケじゃないですよ!!)
他の時期に読んでいたら絶対面白くなかった。

中島らもは好きだけど、彼の残した作品の中で嫌いな作品もいくつかあるし。
これは読む時期が違っていたのだと思う。

そうやって考えると読む時期、つまりタイミングってとっても大事に思えてきます。
人生においてもこのタイミングが運命をかえていくのかなぁと。

様々なタイミングを掻い潜って、今、私はミシガンで生活してます。
これはタイミング・運命の所以であって、それでいて必然だったんだろうと
中島らものあほ話を読みながら思う私でした。



もし暇があったら是非1冊彼の本を読んでみてください。
ハマること請け合いです。
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# by wind-of-michigan | 2005-12-20 07:01 | 考えたこと

やっとこさ

終わった終わった終わった~!

   フットボールの季節が終わった~!

本当にFootballには色々やられました。
我家はミシガン大学のフットボールスタジアムから歩いて5分のとこにあります。
近いからこその弊害がめちゃありました。
ま、知らなかった自分が悪いんだけどね。

アメリカの人は野球好きだけど、負けず劣らずFootballも大好きでございます。
試合を見ながらコーラとピザ!これが最高らしい。
日本で言う温泉と熱燗って感じかしら?

ミシガンはプロのフットボールチームよりカレッジフットボールのが人気があります。
理由はただ一つ。

   プロチームは弱くて大学チームは強いから。

最初は単純だなーなんて思ってたけど
自分の州に強いチームがいることは結構誇りかも。

強い大学チームというのはミシガン大学のフットボールチーム。
(ミシガン州立大学はバスケが半端なく強い)
アメリカでは強豪中の強豪らしい。

そんな強いチームをミシガン州民は応援したくなるのはよく分かる。
しかもミシガン大学が所持しているフットボールスタジアムは
収容人数がなんと世界一(107,501人)。

つまりこの小さな街に10万人近い人がフットボールを観戦しに殺到します。
私がフットボールにやられた!と思っているのはここ。

まず試合の日はスタジアム周辺は車と人間の海です。e0086905_802764.jpg
買い物に行きたいのに人が多くて歩けない。
普段はスキスキの道がありえないことになっております。
この交差点、普段は閑散としているのになぁ。  →

それから試合の前日から熱狂的なフットボールファンが夜通し騒ぐ騒ぐ。
それを制止しようとパトカーが走る走る。
騒音にまみれてます。

そしてこれが一番ヤラレた…。

ある日の試合の日、私はのんびりと買い物に勤しんでおりました。
さ~て買い物も終わったし帰るか。。。
ん?道路にパトカーと警察。事故でもあったのかな?
様子を見てみよう。

10分経過

20分経過

30分経過

動かない…。

えっ?何?私家に帰れないの!?
どうなってるの!?きえ~! ←半パニック



後から聞いた話だけれど
なんと試合が終わるとスタジアム周辺は

   通行止め

試合を観戦していた人の車しか通れないようにするらしい。
なんじゃそりゃ。。。
スタジアムの近くに住んでる人のことも考えておくれ。

数日後、このことをアメリカ人に愚痴ってみました。
そしたら

   「そりゃしょうがない。Football優先だもの。そんなことで怒るなよ。」

やっぱりアメリカ人ってスゴイ。

ま、とにかくそんな苦労した日々もフットボールの季節終了とともに終焉を迎えます。
やったぁ!と喜んでいる私にアメリカ人が一言。

   「次はバスケットボールの季節だけどね。スタジアムの隣にコートがあるよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

当分渋滞の日々から抜け出すことができないようです…。
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# by wind-of-michigan | 2005-12-13 07:56 | 日常